法全連全国交流集会 in 神奈川・プレシンポご報告

 以前よりこのHPでお知らせしていました、「業務妨害シンポジウム~事務員にとっての業務妨害」が9月16日(金)18:45~横浜弁護士会館で開催されました。
 どれだけの方が興味を持ってきてくれるか心配でしたが50名を超える方に参加してもらい大変盛り上がったシンポになりました。
 このような事務職員の団体が中心になっての集会に横浜弁護士会館を貸して頂けること(しかも時間外)は以前では大変難しいことでしたが、横浜弁護士会理事者の先生方にはシンポ開催趣旨に賛同して頂き大変ご尽力頂きました。
 
 シンポは事務員にとっての業務妨害ケースを3つ実行委員会の俳優陣によるロールプレイングVTRが上映されました。
 この3つのケースは、事務職員であれば一度は遭遇したことのあるようなDVの相手方の急な来客対応や怒った依頼者の電話対応など、迫真の演技で再現。
 そしてそのケースを中心に、パネルディスカッションを行いました。
 パネラーとして横浜弁護士会業務妨害対策委員会より2名の弁護士と、事務員2名をお迎えし、コーディネーター(事務員)を中心に各職場の現状やケース毎の対応例を話し合いました。
 その後に質疑応答。事務所の体制や弁護士の意識、相談者への対応など多岐にわたる意見が出され、ホントに活発で充実したやりとりがなされました。
 個人事務所から集合事務所まで多様な形態の事務所がある中で、なかなか一律の議論ができない難しさ、弁護士や事務員といった事務所構成メンバー以外に「依頼者・相談者」が事務所にいた場合の対応等、まだまだ考えないといけない問題が浮き彫りになる一方、弁護士との情報共有の大切さ、施錠の重要さ等すぐにでも動き出せる対策も明らかになったと思います。

 大盛り上がりのシンポ後の懇親会では飛び入りの弁護士も含め20名を超える参加者でこちらも大盛り上がりでした。
 苦労して盛り上がったシンポの後のビールの美味かったこと♪

 今後は、11月の全国交流会までに「業務妨害シンポ報告」を作成・配布が出来るよう準備を進める予定です。また、横浜弁護士会の業妨委員会の先生方とも連絡を取り合い、「事務職員・業妨心得」を作成出来れば、と考えています。。
 

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