日弁連事務職員能力認定制度について

昨年8月、日弁連は法律事務所に継続して2年以上勤務した事務職員に研修を実施して、その成果を図る試験を実施し、合格者を日弁連の名簿に登載するという「事務職員能力認定制度」(規則・細則別紙のとおり)を発足させました。
日弁連が、私たちの仕事を「職業」として認知したもので、これからの社会的地位確立にむけ、大きな一歩を踏み出したといえるのではないでしょか。
2008年夏頃から下記予定で日弁連会館で中央研修(受講料8回分16,800円)を実施し、その後2週間後ぐらいにそのDVDを参考にしながら各単位会での研修を要請していくことになっています。
また、遠隔地や研修参加が困難な事情のある人には、希望によりDVDを送付して簡単なレポートを提出する方法も予定されています。
上記研修のうち、5回以上の研修を受講した人が受験資格を得ることになるようですが、第1回目の試験は、2009年7月26日午後2時に実施されることになって、(試験問題は60問で配分は下記のとおり)います。
今後、研修の詳細や試験の実施方法などの具体化がされていくことになっていますが、この制度が今後、私たち事務職員と弁護士そして、依頼人たる市民のためになる制度になるよう多くの人の声を届けていく必要がありそうです。
そのためにみなさんの意見をお待ちしています。どんどんお寄せ下さい。

  • 2008年4月 研修受講者募集
  • 2008年10月11日 「民事訴訟」「その他の民事手続」 10問
  • 2008年11月22日 「民事保全」「担保取消」 6問
  • 2008年12月20日 「民事執行」 6問
  • 2009年1月24日 「家事・人事事件」「成年後見」 6問
  • 2009年2月21日 「債務整理・破産・民事再生」 6問
  • 2009年3月上旬 出願受付開始
  • 2009年3月21日 「相続」 6問
  • 2009年4月上旬 出願受付〆切
  • 2009年4月18日 「不動産登記・商業登記・供託」 6問
  • 2009年5月16日 「倫理」「刑事・少年」 6問

規則・細則(PDFファイル)kisoku.pdf

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